日常のモヤモヤやイライラを変え、穏やかな心を取り戻すセッション（55分） - よしだなおこ

・対人関係でモヤモヤすることが多い
・たいした理由もなく、イライラする
・人間関係に疲れて、もう会社に行きたくない
・中間管理職で、上司と部下の板挟み
・同僚からの妬みや嫉妬、無理解で孤立感を感じる

私たちは日常生活で起こる出来事に振り回されます。
夫に言いたいことがあるけれど、反応が予想できて言い出せない。親から理不尽な言葉を言われる。上司と話すとき、緊張して言いたいことが言えない。愚痴を言うわりに、上手に立ち回っている同僚、等々。「イライラ」「ざわざわ」「もやもや」を感じることは、常に起こります。そんなネガティブな感情から、素早く自分の中の穏やかさ、思いやり、平和や愛という気持ちとつながれる、シンプルで効果的なスキルを学び、課題解決を目指しましょう。

私の両親はけんかが絶えませんでした。私が大人になってから気づいたのですが、両親はお互いに憎み合っていたわけではなく、愛情深いカップルでした。ただ、母親は不満を伝えるとき、相手を責める、相手が降参するまで小言を言い続ける方法しか知りませんでした。そして父親は、最初はおとなしく話をする、それでも母の小言が終わらないので我慢する、そして最後に爆発するという反応を繰り返していました。もしお互いが、自分の不満や気持ちを違う形で表現する方法を知っていたら、私たち子供へのダメージも、お互いへのダメージも、はるかに少なかったのではないかと思っています。

このセッションでは、コネクション・プラクティスという手法を学び、練習をしていきます。

コネクション・プラクティスは、コスタリカで開発された心理手法で、こころを落ち着かせて、自分や相手とのつながりを取り戻すスキルです。このスキルを学び、練習することで、日常的に起こるジレンマや対立に対して、自分の感情を理解し、レジリエンス（柔軟性、回復力）を高めることができます。

コネクション・プラクティスで使われるスキルのひとつが、アメリカのハートマス研究所が科学的に検証して提唱している「コヒーランス」です。コヒーランスとは、脳と心臓が同期している状態で、コヒーランスになると思考、精神、感情がエネルギー的に調和して協調し、柔軟性や回復力が高まります。ハートマス研究所は、脳と心臓のつながりを1991年から研究し続け、呼吸を整えてコヒーランス状態になることで、素早く自分の中に平静さや落ち着きを取り戻し、パフォーマンスを上げられることを示しています。

このセッションは、コネクション・プラクティスのスキルを使って行います。コヒーランスになるステップを体験し、学んでいただくことで、いつでも必要なときに活用できるようにしていきます。