こんばんは。
先日、
学校に行かない、行けない、行きたくない
そんな子どもさんと共に歩んでおられる
親御さんのための居場所や仲間を作りたいそんな思いで
滋賀県長浜市を中心に活動されている
不登校の親の会 cotton~こっとん~の藤田さんのところへお邪魔しました
先日書いた記事はこちら
Cottonでお知り合いになれた方に、昨日、ヘアカラーとカットをしていただきました。
宮崎から長浜に転居してからというもの、
美容院はたくさんあるけど、行ったことないしなぁ~と、
気にはなりながら、ヘアカラーを自分でするのみで、
カットは去年の3月が最後。
Cottonでお話をするうちに、美容師さんだっていうことを知り、
早速、その場で予約を入れさせて頂いて、昨日、やっと美容院に行くことができました。
彼女にカットしてもらって、カットだけでなく、色々なお話聞かせて頂けて、
とても楽しい時間が過ごせました。
来月、2/1からボイスマルシェの相談員としての活動も始まります。
カウンセラーとして生きる!と決断したばかりの私ですが、
今後、ますます、セルフケアを大事にしていこうと思っているところです。
悩みを抱えている方の多くは、その解決方法は自分以外の周りにあると思い込まれています。
でも、自分以外の誰かを変えようとするのって、とても難しいこと。
不可能と言っても過言じゃない気がします。
じゃあ、どうしたらいいの?ってことになりますが。
まずは、自分から変わってみること。
とても、大事です。
しかも、解決への一歩を踏み出し、解決へと自ら導いていくことができます。
ひとりでは、なかなか難しいかもしれません。
そういう方々のために、私たちカウンセラーがいます。
私たちカウンセラーは、人間がもともと持っている成長力を信じ、
相談されている方の話に真剣に耳を傾け、
(私の場合は、ご相談に来られる方の立場にたって)
傾聴する姿勢を重視する事で、「個人を信じる」という心理療法を用います。
その方の、ほんの一部分、ほんの一側面にだけ着目するのではなく、
その方、そのもの、ひとりの人間として、ありのまま、そのままを認めることから始めます。
その上で、問題を自分で解決していけるように、その方と一緒に考え乗り越えて行くお手伝いをすることで、
私たちカウンセラーも成長させて頂くと思っています。
カウンセラーとはいえ、心理学の知識を勉強をしているというだけで、
悩み多い相談者の方と、何ら変わりはありません。
ただ、こういうお仕事をさせていただいていると、
相談者様からのお話を、その方の立場にたって聞くことが多いので、
私自身が実際経験していないことでも、疑似体験のような感覚は確かに多い気がします。
私もカウンセラーになる前、子どもの学校から紹介される機関に、
言われるまま、予約を取り、カウンセリングを受けに行きました。
母親の私だけの時もあれば、子どもも一緒に行くことも。
時には、家族全員で。
行く場所も、心療内科だったり、教育委員会から紹介された、県や市の公共機関。
個人の先生まで。
何人のカウンセラー、相談員の方と、お話をしてきたことか。
ほとんどの方が、私たちの話を聞いて、お手上げ状態。
話を聞いて、こっちは話をして終り。ただただ、疲れがどーっと出るばかり。
そんな感じでしたので、心理学?脳科学? それで、どうなる?
みたいな・・・ 皆、話し聞いて終りじゃん、誰も助けになってくれない。
私にも、そういう時期がありました。はい、確かに。
でも、どこに行っても共通して言われたのが、カウンセリングを受けなさい、と。
繰り返しカウンセリングを受けるしかないと。
カウンセリングなんて、行っても同じじゃん。
仕事休んで行っても、ただ疲れるだけだし、何も解決しないし。
半ば、というか、もう、諦めの境地。
どんどん、家族は負のループにはまり込み、
子どもがいじめにあった事で、不登校になり、
いじめにあった息子が発達障害があるのではと、
検査を受け、加害者は、また別のターゲットを見つけて、
いじめを繰り返す。
あの頃は、本当に、つらかった。
息子は、自分が悪いと思い込み、ふらっと家から居なくなることが増えました。
どこに行っていたのか尋ねると、死に場所を探しに行っていたと、彼は答えました。
まだ、小学5年生の子どもがです。
それも1度や2度ではありませんでした。
警察に捜索願を出し、学校関係者の方にもお願いして、一緒に探してもらいました。
そんな状態が続いていると、今度は夫が自分を責め、自殺未遂を図りました。
5日間、意識が戻らず、生死をさまよった挙句、まだ成し遂げていない事がたくさんありますから、
突き返されたのか、生きながらえて現在に至ります。
今、この記事を書きながら、当時のつらさがこみ上げてきます。
そんな時です。
ふとネットで、カウンセラーの資格取得講座というのを目にしたのは。
カウンセラーって、自分にもなれるんだって。
夫に話して、すぐに受講手続きをしました。
それからはとにかく、必死で勉強しました。
私の大事な家族を守りたい、ただただ、それだけでした。
どうして、家だけこんな目にあうの?何で?って。
主人が早期退職をして、宮崎の実家に帰ったことから負の連鎖が始まりました。
勉強を進めるうちに、私の中で、そうだったんだ、そんなことだったのかと、
目からうろこのことばかり。
あれだけ、いろんな方の所へ相談に行ったのに、
誰もそんなこと教えてくれなかった。
でも、今だから言えます。
あの時のつらい経験があったからこそ、今の私がいるってこと。
不登校だろうが、引きこもりだろうが、生きている。
生きていれば、大丈夫、きっとだいじょうぶ♪
そんなこんなで、生活の拠点を宮崎から、滋賀県長浜市へ移しました。
今後は、滋賀県長浜市在住のカウンセラーとして活動していきます。
髪をカットして頂いている間、彼女と話をしていると、
カットをしてもらっていながら、カウンセラーとして接している自分を感じました。
彼女とは、不登校の親の会 cotton~こっとん~でお知り合いになれたので、
彼女はすでに、私の事をご存じだとばかり思っていましたが、
帰りがけに、こんなに話を聞いてくださってありがとうございますって言われて、
いやいや、私はカウンセラーなので、いつでも話し聞きますよとお伝えしたところ、
ご存じなかったようで、びっくりされていました。
カットもカラーも申し分なく、その間も、私的にはとても楽しい時間が過ごせたので、
彼女を私の専属ヘアスタイリストに勝手に任命させて頂きました。
今後、彼女と関わるのが楽しみです。
1ヶ月もすれば根元から白髪が伸びてきてしまうので、
また彼女に連絡してカラーしてもらおうと思っています。
彼女と別れてから、長浜市役所の児童福祉課へお話をしに行きました。
長浜に引越してから、ずっとお世話になっている方に、
近況報告と、今後の作戦を練るためです。
我が家は、息子が中学3年生、娘が中学2年生です。
長男が受験生でピリピリしている家庭を想像されるかもしれませんが、
そうではありません。
死に場所を探しにさまよっていた息子が、
今はひとりで留守番させても大丈夫になったこと。
それだけでも、親子で成長できたと思っています。
現在は、気が向いたら学校に行く程度。
行きたい場所があれば、ひとりで電車に乗って大坂や名古屋にまで行く子です。
名古屋に行くって言った時は、15歳の子がひとりで泊まれるん?
大丈夫なん?って、私だったら無理ぃ~って、私目線で話をしていました。
彼は自分で大丈夫と思っているから、行くからって言っているのに。
私も、まだまだだなぁ~と。
可愛い子には旅をさせろとも言うし、ここは見守りに徹しましょうと、
心配、不安がのどから飛び出しそうになっていましたが、
ぐっとこらえ、こっそり1万円だけ握らせて、何かあってからじゃ遅いのかもしれないけど、
なかなかこんな機会もないだろうから、とことん楽しんでおいでと送り出しました。
長男は今、学校へは行ってはいませんが、
彼は彼なりに、何かを日々学んでいるんだろうと私は信じています。
今の彼の時間も、きっと彼には必要な時間なんだろうと。
市役所の児童福祉課では、今後長男が参加できそうな社会活動がないか探してくださるとのこと。
家や学校以外で、自分の心地よい居場所を彼自身が見つけ出せるのが一番良いのでしょうが、
なにしろ宮崎からの転居で、しかも不登校となると、
頂ける情報は親の私が集め、本人が行く気になれば行けばいい程度で、
あちこちに情報集めを兼ねて、出没しているといった感じでしょうか。
市役所の担当の方に今後は、長浜市のカウンセラーとして活動するにはどうすればよいか尋ねましたところ、
社会福祉協議会へ尋ねてはどうですか?とアドバイスを頂けました。
確かに、
不登校の親の会 cotton~こっとん~の藤田さん、
えんかふぇ でお知り合いになれた赤井さん。
いずれも、社会福祉協議会が絡んでいるなと。
えんかふぇに参加した時の記事はこちら
とにかく腹の底から笑えて、楽しい時間が過ごせたので、
機会があれば、子どもたちも連れて行きたいなと思える場。
その足で、長浜市の社会福祉協議会へ。
そこで、先日えんかふぇで大笑いした顔見知りの方2人と、お会いすることが出来ました。
名前を覚えて下さっていて、参加するのに特に手続きもないとのこと。
今後は、私も無理は禁物なので参加できる範囲で、参加させて頂くことになりました。
社会福祉協議会へは、私は初めて足を運んだのですが、
滋賀県にはたくさん、色々な活動をされている団体があるようです。
担当の方が不在で、その他の情報はまた改めてということになりました。
社会福祉協議会でお話させて頂いて感じたことは、
助けが必要な方に、いかに情報を届けるかということです。
不登校や引きこもりだけでなく、きっと本意ではないが虐待を繰り返してしまう家庭、
当事者本人だけでは、なかなか解決せず、つらい思いがさらに子どもたちへ影響を与えることになります。
色々な方と関わることで解決や解消に向かうこともあるのではないでしょうか。
こんなこと話すのは恥ずかしい・・・
私が頑張れば・・・と、ひとりで無理をされている方。
そういった方に、情報を届けるにはどうしたらいいんでしょう?
と、社会福祉協議会の方も話されてました。
私たちカウンセラーには守秘義務というものがあります。
お聞きした情報を、ご近所の方達が知ったりするようなことは決してありませんのでご安心ください。
ただ、私がお話を伺っても、私ひとりでは解決できない問題に関しては、
必ず、ご相談下さった方に了承を頂いた上で、適任の方に橋渡しいたします。
今後は、ご家庭で抱えている問題が、難題にならないうちに、
お気軽にお声がけいただけるような活動をしていきたいと思っています。
チラリと見せて頂いたのですが、布絵本の製作をされている団体や、
オカリナ教室まで。様々な活動がありそうです。
仕事と仕事の合間時間を、どう調整するか。
これからの私の課題です。
2/1より、ボイスマルシェ相談員、活動開始です。
必要とされている方に、この情報が届きますように。
ひとりで悩んで苦しむのはもう充分ですよ。
一緒に考え、ともに成長していけたらと思います。
思いつくまま、まとまりのない長文になってしまいました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。